明日も無色

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

明日も無色

24歳で超ホワイト企業をやめて無職になった男の記録です。

【アカデミー賞受賞】監督ドゥニ・ヴィルヌーヴに会ってきた話【メッセージ】【試写会】

f:id:arufred45Hoo:20170416075727p:plain

こんにちは、青色申告です。(☝公式HPより)

 

先日、とある筋から機会を得て、2017年5月19日国内上映『メッセージ』という作品の試写会に行ってきました。その感想というか、思ったことを書こうと思います。感想文とか得意ではありません。映画を見て思ったことって感じなので、ネタバレとかないように注意します。

 

【目次】

 

『メッセージ』とは何か

youtu.be

突如出現した未知なる飛行体―。
“彼ら”は人類に<何>を伝えようとしているのか?
ブレードランナー』続編の監督ドゥニ・ヴィルヌーヴが贈る
すべての人の胸を打つ感動のSFドラマ。

SF映画の金字塔『ブレードランナー』の続編の監督に抜擢されたことでも注目の、『プリズナーズ』『ボーダーライン』などで独特の映像美と世界観が高く評価されているドゥニ・ヴィルヌーヴ。彼の最新作『メッセージ』は、優れたSF作品に贈られるネビュラ賞を受賞したアメリカ人作家テッド・チャンによる小説「あなたの人生の物語」を原作に映画化された、全く新しいSF映画
謎の知的生命体と意志の疎通をはかろうとする言語学者のルイーズ役には、『アメリカン・ハッスル』を含め5度アカデミー賞にノミネートされたエイミー・アダムス。彼女とチームを組む物理学者イアンには『ハート・ロッカー』など2度アカデミー賞にノミネートされたジェレミー・レナー。軍のウェバー大佐役には『ラストキング・オブ・スコットランド』の演技でアカデミー賞主演男優賞を受賞したフォレスト・ウィテカーが扮している。

上記は公式HPより引っ張てきた内容です。正直、僕はこの監督知りませんでした。ネット上だとどちらかというとブレードランナーの続編のほうが話題にのりやすいみたいでね。本作品はアカデミー賞の音響編集賞を受賞し、そのほかたくさんの賞を受賞した作品です。広告だと、「感動作品」「今年の映画はこれで決定!」とかいう口コミらしいのですが、僕が抱いた第一印象は埋もれやすい広告だなという印象でした。試写会の機会がなければ見なかったかもしれません。それほどインパクトの薄い広告表現だと感じました。また広告のチープ感も否定できません。かなりの低予算で作られていたことからも、飛行船にインパクトがなかったので広告映えしませんでした。しかし、こうした低予算ながら本作品は世界中で絶賛され、総売り上げも予算対比で2倍以上だったと試写会の時聞きました。

 

『メッセージ』をみた印象

SF映画というとスターウォーズとか宇宙人とかそんな印象しかありませんでしたが、本作品は広告でも銘打っているように「ヒューマンドラマ」でした。突如飛来した宇宙船、困惑する人間。そこに派遣される2人の学者。この学者が主人公です。2人を中心として様々な人間模様を描いています。だけどね、僕は感動なんてしなかったんですよね。でも下記述べる観点で素晴らしい映画でした。こうした点を考えられた点で僕にとっては価値ある作品でした。以下完全に私見です。

 

『時間』と『言語』

この作品でいいなと思ったのは、2人の学者が文系と理系だった点です。彼らは宇宙人とコンタクトを図るためにさまざまな手段で接触します。その過程ででてくるのが「未知の言語」と『時間』に対する考察です。こういうと難しい印象を受けるかもしれません。簡単に言えば、大したことはありません。『言語』は日本語、『時間』は時計です。そんなもんです。本作品ではこの二つが大きなテーマになっています。どちらの文字も言葉にすれば「文系」の領域ですが、分析するとなるとそれは「理系」の問題です。共通点や法則性さらにはその意味に至っては計算式が必要になることもあります。太古の人の時間感覚をつかむことは光の速度などの認識を相互に定義づけなどを行い対比する必要も出てくるでしょう。そうすると、そこから数字を文字にする、説明するとなると文系の領域にもなります。その定義づけされた言葉を解釈する必要がでてくるからです。

 

映画を見ている最中にこんなことを考えていました。本編では上記のことがあまりフォーカスされていませんでしたが、そこが見事に描かれていました。昨今では「文系」「理系」で差別される印象もないとは言えません。文系と理系は違うというのは性別問題とも重なります。実際はどちらも解釈の仕方が違うだけなのです。僕の好きな言葉があります。

 

文系も理系も対象物は同じ

一種の球体を別の角度から眺めているに過ぎない

 

本作品でもこうした解釈に大筋沿っていたのではないかと思いました。単純な感動ドラマではなかったのが僕にとってはうれしかったです。ラストも結構いい感じでしたが、俺は宇宙人の意図があまりにインパクトはないけど、なんか「好き」って思いましたよ。

 

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督と【ゲスト】にあってきた

f:id:arufred45Hoo:20170416080805j:plain

映画を見終わってから、監督とゲストの話を聴けることになりました。ゲストって誰?→どうやら女性→え!まさか主人公エイミー・アダムスですか!と、期待しました。しかし、まさかのゲストは「関根麻里」。なんだこのなんとも言えない気持ち。とにかく監督の話を聞こうとなりました。監督は様々な質問に答えていました。特に印象に残ったのは、「映画を作ることは詩と同じだ。原題は『Arrival』だが日本では『メッセージ』。それはそれで受け手の解釈次第なんだ』と言っていました。それは確かにそうかもなと、なんか感心しました。すいません、あまりお伝えできるインパクトのある言葉はありませんでした。超普通のいい人だったんですよね。

 

ブレードランナー 2049

youtu.be

ブレードランナーって映画音痴な僕も知ってます。そんな続編作る監督ってすごくね!って小市民ながら思いました。でも、2049ってチープ映画にありがちなタイトルで心配したんですが、正統続編と聞き驚きました。『制作は終わりそう』といっており、こちらにも期待ですね。

wired.jp

 

最後に

感想文ってやっぱり難しい。レポーターにはなれそうもありません。でも単純にこの映画の感想は見てよかったなということです。いい作品です。町の小さいシアターで映画を見るのが好きなのですが、ああいうところで上映してくれたら雰囲気出てさらにいいだろうなと思います。さすがアカデミー賞ノミネートだけではなく(監督、作品、脚本、撮影などなど)音響編集賞を受賞しただけあって「音」すごかったですよ。音で言葉を表すのはすごかったです。そこが本作の魅力でもあるかもしれませんね。見ても損はない作品だと思います。

 

追記:ネットの口コミを見るとどうやら「残念な作品」ってなってました。SF映画というよりその学者の考察目線や音とかで評価してたんで僕にとってはいい作品だったんです。しかし、単純にスターウォーズとかマーズアタックとか戦争SFや宇宙人の奇妙さを求めると残念になると思います。また監督がカナダ出身ということもありカナディアン部族や北海道などかなり民族と言語の関係を本作に織り交ぜておりそこも僕にとっては評価対象となりました。

 

映画『メッセージ』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ

 

 

ashitamomusyoku777.hatenablog.com

 

ashitamomusyoku777.hatenablog.com